子どもの手形をとり可愛くデザインする手形アート。簡単そうに思えて、いざやってみようとすると「何が必要なの?」「どうやったら上手にできるの?」と思う方も多いのでは。今回は、初めてチャレンジする方に向けて手形アートのやり方やコツをご紹介します。
手形アートを手作りしよう
手形アートは、子どもの成長をおしゃれにかわいく残せるので、成長記念や思い出の品として人気です。必要な道具を用意して、作り方の流れ・ポイントを理解すれば、誰でも気軽に作ることができます。それでは、失敗しない手形アートの作り方を、順を追ってご説明します。
絵の具など必要な道具を用意する
まずは道具の準備です。手形アート制作に必要な代表的な道具をご紹介します。
- 絵の具(またはスタンプ)
手形アートの必須アイテム - 筆(またはスポンジ)
手に絵の具を塗るときに使います。スポンジの方が面積が大きい(一度にたくさん塗れる)のでおすすめ。100均のスポンジをカットして使います - 手形をおす用紙(画用紙など)
厚手の紙だとヨレにくく、薄手の紙より長期保存に向いています - ペン、マスキングテープ、シール
手形アートをデザインするときに使います。必要なものを用意します - フレーム
完成した手形アートを飾るときに使います - ウェットティッシュ
手についた絵の具を拭き取るときに使います
絵の具については、さまざまな種類があります。例えば、水彩絵の具、アクリル絵の具、油性絵の具、フィンガーペイント用絵の具、手形用スタンプなどです。それぞれ異なる特徴があるので、とりたい手形の雰囲気や、子どもの月齢・年齢によって適切なものを選びましょう。
手形アートの絵の具については以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
→ 手形アートの絵の具 用意するものは?やり方のコツは?
作り方の流れ
必要な道具が分かったら、次は制作ですね。大まかな流れはこの通りです。
① 手形アートのデザイン(モチーフ)を決める
今回は「ぞうさん」にしました
② 好みの色の絵の具を筆またはスポンジで手に塗る
100均のスポンジをカットして使っています
③ 用紙に手形をおす
④ インクを乾かす
しっかり乾かしてから次のステップに
⑤ ペンやマスキングテープ、シールでアレンジしたり文字入れをしたりする
自由にアレンジ(お絵描き)しましょう!
⑦フレームにセットして飾る(完成)
★オススメテクニック★
「③ 用紙に手形をおす」で手形をおした後、その手形の形状に沿ってハサミで用紙を切り取り、別の用紙に張り付けるのもおすすめ。手形の位置や向きが自由に変えられるのでアレンジしやすくなります。
上手に作るポイント
手形アートをきれいに取るには、いくつか気を付けるポイントがあります。せっかくの思い出の品なので、ぜひポイントを押さえて素敵に作ってください。
- POINT①
用紙は、厚みと硬さのある紙(画用紙など)がおすすめ。ヨレにくくなります。
- POINT②
絵の具は指先や関節、シワにもしっかり塗るようにします。ただし、爪が伸びていると絵の具が入り込んで落としにくくなるので注意してください。
- POINT③
用紙に手形を押す際は、手全体を用紙に押し付けたうえで、指先や関節、手のひら中央(くぼみのある部分)をしっかり押し付けると、隙間やかすれの少ないきれいな手形がとれます。
- POINT④
赤ちゃんの手形を採る場合は、赤ちゃんはすぐに手を握ったり動いてしまうため、機嫌がいいときか寝ているときがおすすめ。ママとパパで協力して行うとスムーズです。
- POINT⑤
赤ちゃんの洋服(特に袖の部分)に絵の具がついてしまうことがあります。大人も子どもも、汚れてもいい服装で行うことをおすすめします。
手形アートのモチーフの探し方
自由にデザインが決められる手形アート。どんなデザインにするのかを考えるのは楽しい反面、難しいところでもあります。そんなときは、ネットやSNSなどで手形アートのモチーフを調べてみるのがおすすめです。
モチーフがいろいろと出てくるのはもちろん、色の選び方や装飾の仕方によって、可愛さ、ナチュラルさ、お洒落さ、かっこよさなど、さまざまな雰囲気を出せることも分かるはずです。イメージにぴったりのモチーフや、デザインの仕方を探してみてくださいね!
- グーグルで調べる
「手形アート モチーフ」「手形アート デザイン」で画像検索する。 - インスタグラムで調べる
「#手形アート」で検索する。 - ピンタレストで調べる
「手形アート」で検索する。 - 本で調べる
オススメ書籍「親子で楽しむ 手形アート」
手形アート作りにチャレンジしよう
簡単そうに見えて、きれいに作るのは意外と難しい手形アート。今回ご紹介したポイントを押さえてぜひチャレンジしてみてください。家族で試行錯誤しながら作る手形アートは、きっと素敵な思い出になるはずです。
1歳の誕生日などの記念日にはもちろん、「この小さい手を残しておきたい」と思ったそのときに気軽に試してくださいね。
一生の思い出としてプロにオーダーするのもおすすめ
「やっぱり手形アートをうまく作れる自信がない…」「せっかくなので成長や思い出をおしゃれに残したい」という方は、プロにオーダーするのがおすすめ!
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